最終順位

一位 千葉大学MISTRAL
二位 vortex
三位 東京理科大学CEU
四位 武道大学GRIFFONS

個人スコア

下記PDFからご覧下さい。
【個人スコア】大学選手権直前合宿

合宿スケジュール

・一日目
8:00 代表者受付
8:30 開会式 (雨のため中止)
9:00 第一試合開始(雨のため中止)
11:30第二試合開始 
12:30-14:00 昼食
15:00 第三試合開始

・二日目
8:30 第一試合開始
11:00  第二試合開始
12:00-13:30 昼食
14:30 第三試合開始
16:00 閉会式

合宿を終えて

こんにちは、OVNI代表の湯浅広史です。
学生チームのみなさん、大学選手権お疲れさまでした。今回、僕は二日間とも千葉大オープンの監督として現地にいたのですが、千葉大だけでなく、合宿に参加してくれた他のチームのみんなの頑張っている姿や悔し涙を見られて、感動しっぱなしの二日間となりました。先日の合宿で得られたものが、少しでもチームのプラスになっていたら嬉しい限りです。

 

さて、ここから合宿の話にうつります。

 

雨の中スタートした今回の合宿でしたが、みなさんのご協力のおかげで、無事二日間を終えることができました。参加チームがオープン4チーム、ウィメン2チームと少なかったので、ゆったりとしたスケジュールで二日間進めることができました。試合間で練習試合やセット練を行うチームもあり、普段の大会とは一味ちがう合同合宿ならではの有意義な二日間を過ごせたのではないでしょうか。

今回僕はウィメン2チーム(千葉大学、東京理科大学)のコーチを担当させていただきました。母校である千葉大学の雰囲気はなんとなく分かっていたのですが、理科大学のウィメンの方々とはほぼ初対面だったので、上手く力になることができるか、少し不安な気持ちで臨みました。しかし、始まってすぐにその不安も吹っ飛びました。理科大のみんなはとてもフレンドリーで、且つ、強くなりたいという気持ち満天の子たちだったので、僕も俄然気合いが入り、「なんとかしてこのチームを強くしたい」という想いで二日間を過ごしました。

 

 具体的な指導内容は割愛しますが、「こうすれば上手くいく」というアドバイスはなるべく避けて、選手間のコミュニケーションの中で答えを導き出せるような指導を心がけました。例えばシュートが通らなかった時、それを自分のシュートミスとして終わらせるのではなく、どうすればもっと気持ちよくシュートが打てるか、それを走り手に伝え修正してもらう。シュートに限らず、ミスを自分だけのせいだと処理することはとても簡単ですが、そこからグッと一歩踏み込んで、何故ミスが起きているのかを考え、修正し試してみる。その積み重ねがチームを強くすると僕は思います。今回指導した理科大と千葉大も、そういうコミュニケーションが活発に行われるチームになればうれしいです。

 

僕の指導の話が長くなってしまいましたが、今回の合宿で他にも印象に残ったことをご紹介いたします。

 

一つ目は、武道大学の成長。今までなかなか人数が揃わずOVNIにもピックアップチームへの参加が多かったのですが、徐々に人も集まりはじめようやくチームとして動き出したなぁという印象を受けました。僕の認識が正しければ、まだ公式戦には出場したことがないはずですが、今年の新人戦から参戦するらしく、来年からは大学選手権にも出場するのではないでしょうか。今後の武道大学の活躍が今から楽しみです。

 

二つ目は、vortexの変化。vortex(ボルテックス)は、千葉県で活動する社会人チームです。メンバーの多くが社会人からアルティメットを始めた初心者の方々で、少し前までは「アルティメットを楽しむことが第一」のチームという感じでした。ところが、今回の合宿ではどうすればもっと強くなれるかを、真剣に考えるvortexの姿がありました。「このおっちゃんたちガチだ」そう思わせられるほどの必死なプレーに、このチームの大きな変化を感じました。もっともっと上手くなって、学生なんかにゃ負けねえぞっていうチームになって欲しいですね。応援しております。

 

最後に、来年以降、よりよい合宿を開催するために今回感じた反省点を2点紹介して、この報告記事を締めくくりたいと思います。

 

まず、一つ目はレベルのアンバランス。恐らくチームとして最も成長出来るのは、自分たちと対等もしくはそれ以上に強いチームと戦えた時だと思うのですが、今回の募集の仕方だとそのレベルの調整が難しく、今後の課題だと感じました。レベル別に募集するのもアリかなぁ。。

二つ目は、コーチの有無。各チームに指導者的な人(例えば社会人チームの全日本戦クラスのプレーヤー)を1人ずつでもつけられれば、もっと実りのある合宿になるような気がしました。実現は容易ではありませんが、確実に参加者にとってプラスになることだと思いますので、次回以降検討したいです。

 

長くなってしまいましたが、以上で大学選手権直前合宿の報告を終わります。

改めて参加者のみなさん、そしてスタッフのみなさんありがとうございました。
またどこかで会える日を楽しみにしております。

OVNI代表 湯浅 広史

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